温経(セラミック経絡温熱施術)


○「温経」(うんけい)について

基本的概念はと略同様ですが、此方はセラミック製の土台に有る凹凸が身体の経穴を刺激して、その表面から身体の深部まで温めていきます。

体温が上がれば基礎代謝も賦活されます。

 

の項目でも触れましたが、経絡は気血水の通り道としての概念を持ち、五臓六腑と体表を結ぶ全身を循環するネットワークと解すれば理解し易いです。

 

当施術は摂氏38〜60度(下記「Table.1 設定温度と対処」をご覧ください)の範囲内で調整可能なセラミックヒーターからの遠赤外線温熱とセラミック部分に付着する突起による経穴押しの作用により、身体の深部まで温めながら血液やリンパ液の循環を促していきます。

更に、当施術は薄着の上からでも可能ですので、衣服の着脱は比較的少なく済みます。

【Table.1 設定温度と対処】

設定温度  対処
 Soft(38度) 温感に敏感な方向け、軽度の冷感及び筋緊張緩和
 Low(42度) 温めの温感で疲労回復用途
皮膚上から温熱療術をする場合の上限温度
Middle(48度) 薄着の上から:疼痛緩和用途
High(54度) 薄着の上から:不眠対策用途
Hard(60度) 衣服(薄着以上厚着未満)の上から:強度の筋緊張緩和用途

但し、皮膚の状態によっては低温火傷が生じる可能性も有りますので、アレルギー体質等で皮膚が敏感な方は事前にお申し出ください。

 【Fig.1 温経のパッケージ外観】

【Fig.2 温経本体側面】

当メニューは健康保険を使用されている方は鍼灸の施術費に追加する形でご利用になれます。

単独でのご利用も可能ですが、実費負担となります。

下記動画は「温経」による肩背部への温熱施術の一例です。

当時とは少し手法が異なりますが、基本的な考えは変わっていません。